全国の町にカフェがあり、旅館があると思います。その飲食店や宿泊施設を見回してみてください。思ったよりも高い確率で本棚があります。さらに、その本棚の中を覗いてみましょう。すると、その町の事が書かれている郷土本があなたの手に取られることを待っています。
そんな郷土本がなかなか注目されない理由があります。思った以上に強力な地域資産が眠りから目を覚まして地域経済を活発にする道をまとめています。
もくじ
郷土本とは?
どうしても堅苦しいとか、専門書とか、そういったイメージを持たれがちです。現に、周りの知人に尋ねても、誰一人漫画本を口にすることはありません。
簡単にまとめてみましたので参考にしてみてください。きっと、郷土本に対するイメージが変わると思います。

こうやって見てみると、漫画はもちろん、絵本や童話、写真集もありますし、菓子や酒などの食にまつわる資料も郷土本として挙げられることが分かります。
なぜ店の本棚にある?
雫石町に「まんま」という大衆食堂があります。とはいっても、人気メニューはジェラート。岩手県内でもTOP3に入る人気店です。

そんなお店だから、雫石牛の牛丼セットとジェラートという組み合わせももちろん可能。
そしてこのお店、もう1つこだわっていることがあったんです。それが郷土本。雫石関連の本にコメントも添えて数冊、本棚に並べています。

私がその中の一冊を取り上げると、店主の女性が私に声をかけてくれました。
「本好きなの?雫石のことも好きになってってねぇ!」
と、他の本についても聴いては返してのキャッチボールが10分以上続きました。気づいた時にはもう、おみそ汁は冷めていたほど。
そんな感じで、地元のことが書かれた本を地元愛を持って本棚に並べていることが分かります。
なぜ眠っている?
ところが、そのほとんどが、全国に出回る機会を失った古い本。再版されなかったり、限定書であったり、本の裏表紙のISBN(バーコードと一緒にある識別番号)すらないのです。
自治体や地域の自治区、集落などが実費出版した冊子も郷土本と言われるわけですが、面白い童話や民話は広まらず、その地域住民に配られたりしながら生き長らえています。

もちろん、作って終わりとなってしまっている現実もあり、地域資産としての価値はあるのに眠った状態で本棚にあるだけ、となってしまっているのです。
地域経済を回す
突然話は飛ぶようですが、郷土本は確かに地域の飲食店や宿泊施設の本棚にあります。そして、その本棚は地域に新しい経済の流れを生む可能性も秘められています。
以下の図が分かりやすいかと思います。
簡単に言うと、カフェや旅館の本を旅人が読む仕組みを構築しようというお話です。

画像の中にスマホの画があります。これが地域経済の循環を生む手段の1つで、郷土本に特化した情報共有SNSになります。
今、全国各地でインバウンドや、箱物(建造物)に頼ったり、新しい”何か”を生み出そうと必死になっています。それもこれも、高齢化、少子化、過疎化、経済力の弱さや国策が足を引っ張ってきたとしか思えません。
よく足元を見てみると、すでに手元にあって、使われていない、眠ったままの価値が沢山あることに気づきます。その価値の1つが郷土本なのです。
なぜ活かされないのか?
そんな郷土本が活かされない理由は割と簡単です。それは、
- 新しいモノ・コトに頼る
- 外からのモノ・コトに頼る
- 他人に頼る
- 誰も気づいていない
- 誰もやりたくない
これに限ります。これらは、完全に他力本願です。折角アイデアマンがアイデアを出しても、やる人がいない。実績がなければやりたがらない。要するに責任を負いたくないし、変化もしたくないからです。残念ながら、これは人の本性でもありますから、それ自体を批判するのもちょっと違うのかもしれません。
プロジェクトを立ち上げる
そこで、それなら私がプロジェクトとして立ち上げようと進めているのが「郷土本プロジェクト」です。2026年1月1日からnoteで地域経済の循環エコシステムを作るまでの物語を書いています。PDF資料もリンクしておきますので、ダウンロードしてしてお読み頂けると嬉しいです。
note記事 @teco_story https://note.com/teco_story
郷土本プロジェクトPDF(11MB) Kyodo-bon_DX_Ecosystem_(2)
まとめ:アプリ
最後に、独自のSNSアプリを開発中です。noteでは【クラファン】や【アプリ進捗】というマガジンに記事をまとめています。こちらも簡単に説明すると、RPG風SNSアプリ「妄想ぶっけ」によってゲーム感覚で読書体験を共有しながら、全国各地に郷土本がきっかけのエンタメを発生させるところまでをまとめています。
と言われてもなんのことかさっぱりかと思います。そんな方はnoteの中でも【クラファン】だけご覧頂けたらと思います。
【クラファン】 https://note.com/teco_story/m/m1108c713e7d9
眠れる地域資産、郷土本を活用すること。それも予算をかけずに。
これからの郷土本プロジェクトを見守って頂けたら嬉しいです。

開発中のRPG風SNS{妄想ぶっけ」


