もくじ
商店街のイメージ

この写真は、商店街をイメージした白模型です。
スケールは40分の1で、建物1つが30cm角のカラーボックスくらいの大きな模型です。
この模型にAIで人と灯りを加えてみます。

どうでしょうか。雰囲気はガラリと変わりますね。
活気を感じたり、暖か味も加わった感じになります。
ではさらに全体に色を付けてみます。

リアリティが半端ないですね。
このように、人を入れたり色を付けていくとイメージが固まります。
昭和をイメージすると、こうなりませんか?
外壁が木の板張りの木造住宅が建ち並び、3丁目の夕日みたいです。

住宅のイメージ
では、今度は住宅の白い模型を見てみましょう。

すでに一部色が付いていますが、
この模型にあなたならどんな色や素材を載せますか?
例えば、真っ白な土壁の家かもしれませんし、

青い横張りのサイディングかもしれません。

はたまた、縦張りの別荘のようなデザインもありですね。

想像が固まらないため
私たち模型職人が白い模型を作る理由は主に2つ。
1つ目は、予算と時間を抑えて立体を作りプランを確認するため。
一般の方が図面を見ただけで立体をイメージするのは難しいですよね。
CGパースがあっても、それは部分的な理解にとどまり、
生活動線まで立体で抑えることは困難という方も多いんです。
なので、低予算でスピーディに立体化するわけです。
2つ目は、お施主様の想像を固定しないため。
白いと、脳内で好きな色や素材に変換できます。
最初に青い家を見せられると他の可能性を潰しかねないんです。
商店街もそう。
色や素材を固定して作ってしまうと、
「やっぱり違うね。作り替えて」
とは、そう簡単にできませんし、その模型を前に別イメージを伝えるのも苦労します。
AIでの色付けは悪くない
今回、AIを使って色付けをしました。
やってみて思ったのは、
「意外な発見もあって面白い」
ということ。

脳内で自由に変換、と言っても限界があります。
立体にするのと同じように、苦手だという方はやはり多いので。
なので、模型の写真に色を付けたり、実写風に景色を付けるのも良いように感じます。
白い模型は、手にとって好きな角度から確認できるという大きな価値を持ちます。
CGで十分とか、完成模型だけで良いとかいうお話ではないことが伝われば何よりです。
良い家づくり、まちづくりに模型が役立てば幸いです。

